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ホットロード [好き放題の映画レビュー]

みなさま、こにゃにゃちは!
関東一のセクシーガール・腐りかけのりんごです!

さて、本日は『ホットロード』を観てきました。



何で観に行ったのか。
そりゃあんた、『ホットロード』のリアルタイム世代で、
当時夢中になって読んだからですよ!

私は別マ読者です。
もう何十年・・・・・・いや、それは大げさか(´ω`)
でも、小学校六年生の時から欠かさず別マを買い続けています。

『ホットロード』が連載されていた当時、
主人公の宮市和希よりも少し年下だった私は、
和希に憧れ、物語の展開にいつも胸をときめかせていました。

当時好きだった先輩がリチャード先輩に似ていたので、
リチャード先輩が出てくるシーンだけ
別マを切り抜いて集めたり(黒歴史その1)、
和希の真似をして
安全ピンで好きな男の名前を腕に彫ったり
黒歴史その2
していましたよ。

さらには、今回の映画、
尾崎豊の「OH MY LITTLE GIRL」が主題歌なんですけど、
私も当時尾崎豊の大ファンで、
学校の机に安全ピンで、
尾崎豊の曲の歌詞をビッシリ彫っていましたよ
黒歴史その3&器物損壊)。
いや、尾崎豊は今でも好きなんですけどね・・・・・・(´ω`)

つまり、
まさに、『ホットロード』は青春そのものなんですよ!

当然コミックも持っていますが、
もう随分読み返していません。
それでも、映画化されると聞いて、
さすがに胸がざわつきました。

和希役が能年玲奈ちゃん
これを聞いたときは、「まあ、アリかなあ」という印象でした。
私は『あまちゃん』をほとんど見ていないので、
能年ちゃんに対する思い入れはそれほどありません。
ただ、かわいいなあ、肌きれいだなあとは
思っていたので、
他に和希役に相応しい人も思いつかないし、
原作者の紡木たくが納得しているようだし、
まあそれほど不満は感じませんでした。


そして、春山洋志役が登坂広臣。
正直、誰・・・・・・( ゚д゚)
という思いました。
私は、EXILEに全く興味がなく、
日焼けするのが好きな人たち
という程度の印象しかないし、
ましてや、三代目 J Soul Brothersって言われても、
三代目言うたら三代目魚武濱田成夫やろ、
と思うくらいなので、
春山役は登坂広臣! と言われても、ピンと来ませんでした。


ただ、
以前から、春山のイメージに近いのは、
若いときの福山雅治だと思っていたので、
登坂広臣の顔は春山とはちょっと違うかなあ
とは思いました。
が、もう福山も40超えてるわけですし、
やっぱり他に春山に適任という役者さんも思いつかないし、
下手にジャニーズ持ってこなかっただけマシかなとは思いました。



では、この映画どうだったかというと、


うーーーーーーーーーーーーーーん・・・・・・


正直、中途半端な印象を受けました。


2時間ほどの長さにまとめているのですが、
原作にあるエピソードを
あれもこれも詰め込みすぎ
て、
展開が早すぎて感情移入がしにくいです。


和希が母親に対して抱いている感情、
家庭で感じている孤独

その辺がきちんと描写されてなくて、
まあ母子家庭ってことで想像できますよね、
って感じでごまかしてしまっているように思います。

本来、どうして和希が春山に惹かれたのかって、
春山の中に自分と似た部分を見つけたからだ
と思うんです。
春山も、家庭の中に居場所を見つけられず一人暮らしをしています。
春山の方の家庭の事情もパパッと説明しているだけなので、
なんか、
いつの間にか付き合って、
いつの間にか離れられない存在になってんなあ

という印象を受けます。


あれやこれやとエピソードを詰め込むのであれば、
もう少しエピソードを整理して、
登場人物の心理描写に重きを置いた方がよかったでしょう。
原作ファンは、
原作の情報で補完しながら観てしまうのですが、
原作を知らないとよく分からないというのは、
映画としては不十分なできばえだということになるでしょう。



エピソードの取捨選択に関しては、
シゲでしたっけ? 
いつもシンナーでラリってる子の存在を
カットしたのが納得いかないです。
シゲの登場って、連載当時も衝撃的でした。
それまではかっこよく描かれていた暴走族が、
そうではない一面を持っていることが明らかにされ、
和希は春山がナイツの頭でいることに不安を覚え始めるんです。

映画では、シゲは出てこず、
何だか急に新宿漠統との対立に話が進んでいきます。
物語の着地点として、
暴走族に関わって自分も他人も傷つけた過去からの卒業
があると思うんですが、
春山が生死の境をさまようのは漠統との抗争が原因って言うか、
単に自爆しただけだし、
ナイツに関わっていた過去をどう整理して成長していくのか
そこが見えてこないんです。

だからでしょうか。
最後に高校の制服を着た和希が登場しますが、
むしろ中学時代よりも幼くなってるんですよね。
成長が全く感じられない。
だから、いきなり「春山の赤ちゃんを産みたい」とか言われても、
ガキが何いっとんねんと思って、しらけてしまいます。
つーか、こんなモノローグ、原作にあったっけ???



また、これは映画化が決まったときから心配していたのですが、
今のご時世、暴走族の話ってどうなんでしょう
いや、不謹慎って意味じゃないです。
時代的に合わない、
正直、今の若い子にはピンと来ないのではないでしょうか。


「ホットロード」が連載されていたころは、
今よりも暴走族の活動が盛んでした。
同級生でも暴走族に入っている子、
春山みたいに特攻をやってる子もいました。
学校で大人びたちょっときれいな子は、
大体みんなヤンキーになって、
ヤンキーになると暴走族と関係を持つ、
そんな時代だったんです。


でも、今じゃ暴走族って珍走団じゃないですか。
警察関係者のみなさまの努力のおかげか、
我が家の近くでも暴走族、すっかり見掛けなくなりました。
暴走族がかっこいって感覚
もう今の若い子にはないと思います。


暴走族のイメージが変わったことで、
当然春山に対するイメージも変わることになるし、
何よりも、暴走族同士の抗争とか、
ナイツの分裂とか、あの程度の説明で分かるんですかねえ・・・・・・。
『クローズ』観てれば分かるのかしら・・・・・・?
いやいや『クローズ』は『クローズ』で意味わかんねえよなあ。



では、配役についてはどうだったかというと、
まず、能年ちゃん
かわいかったです。
肌きれいでした。
が、声があかん・・・・・・・!
私の中では、和希の声のイメージって、
か細いけれどしっかりとした芯のある声なんですよね。
能年ちゃんみたいなホワホワフワフワした喋りじゃないです。


和希は、早く母親から離れたいから、
急いで大人になろうとします。
だから、もっと和希には
本当は幼いのに大人ぶったしゃべり方をして欲しいのです。
能年ちゃんにはその切実な感じがなくて、
「ふざけんなよ」とか「おめえには関係ねえだろ」とか、
乱暴な言葉づかいをしても、
なんか取って付けたような印象しかありませんでした。
時折、いい表情は見せるんですよ。
でも、声がどうしても浮いていて、
思わず笑ってしまいました。


あと、これはどうしても言いたい。
和希役をやるなら、髪を金髪に近い茶髪にしろ


和希は自分の存在意義が分からなくて、
それでも自分の生きている意味を知りたくて、
これまでの自分とは違う自分になろうとします。
オキシドールを頭からかぶって髪を脱色するって、
確かに昔はみんなやってたことだけれど、
でも、ある意味自暴自棄な行為ですよね。
自傷行為のひとつなわけです。
オキシドールなんかで脱色するから、
髪がボロボロになるんです。
あんな、
美容院でちゃんとカラーリングしてもらった
オサレヘア
じゃ
何の意味もありません。


それなのに、
春山の母ちゃんに「髪がかわいそう」とか言われて、
感動したくてもまったくできませんがな。
和希が自分の存在を捉えなおす大切なシーンなのになあ。


事務所的にNGなのかもしれないけれど、
どうせやるならきちんと役作りはしてほしかったです。



春山役の登坂広臣の方は、
まあ思ったよりも春山だったんだけれど、
やっぱりちょっと演技力不足かなあ。
声に迫力がないんですよねえ。
「俺がナイツをやる・・・!」とか「死にたくねえ」なんかの、
肝心なシーンで決まらなくてちょっと残念でした。



ただ、
そうは言っても、
和希&春山はそれなりにはまっていたかなと思います。
酷かったのは、宏子さん&トオルさん


いや、宏子さんとトオルさんって憧れでしょ?
特に宏子さんなんて、
すっごい美人って設定じゃないですか。
めっちゃ美人で細くて肌真っ白ってイメージですよね?!


なのに!
なんだか熱海のスナックのチーママみたいなの
出て来ちゃったよ・・・・・・('A`)
ていうか、何これ、妖怪かまきり女??
・・・・・・・・って、これ太田莉菜かい!
ひょええええええええ。
いやもう、全然宏子さんじぇねえ!



一方トオルさんは、
まあ見た目は悪くない。
でも、初めて和希と出会ったシーンとか、
あれ単なるエロいおっさんやないですか。
思わず背筋が寒くなって、そのあと失笑しましたよ!
しかも何か、ちょいちょいオネエっぽい話し方するのは
なぜ???
全力で笑かしに来てるとしか思えませんでした。



一方で、安心して観ていられたのはママ役の木村佳乃
木村佳乃は、『告白』あたりからいい演技しますよねえ。
今回も、中学生の娘がいるのに大人になりきれない、
いい年こいて「女子会★」とか言っちゃってそうな中年を、
見事に演じていたと思います。


木村佳乃の存在によって、映画全体にしまりが出ていたと思います。
木村佳乃がいなかったらと思うと、震えが止まりません
木村佳乃に会いたくて会いたくて震えます。


あと、絵里もよかったです。
竹富聖花という方は今回初めて見たのですが、
演技力は拙いけれども、その拙さも含めて絵里でした。



というわけで、
原作ファンにとっても、原作未読の人にとっても、
どうにも中途半端な作品になってしまっていたように思います。
原作を尊重しすぎてかえって原作を生かしきれなかったのかな。
まあ、人気漫画を映画化すると得てしてこうなっちゃいますよね。



あと、最後に尾崎豊ファンとしては主題歌について言っておきたいです。
いや、「OH MY LITTLE GIRL」は名曲ですよ。
でも、もう他のドラマで主題歌に使われたし、
「OH MY LITTLE GIRL」と「I LOVE YOU」以外にもいい曲あるんだから、
もっと他の曲を選んでほしかったなあ〜。


個人的には、尾崎豊の中では
「ドーナツ・ショップ」


「僕が僕であるために」

なんかが好きなんですけど、
聞いてないですか、そうですか。



まあ、色々厳しいこと書いちゃいましたが、
青春を懐かしむババアの戯言と思ってください。
いや〜コメント欄設けとかなくてよかった〜!



長くなりました。
最後までお付き合い下さった方、ありがとう!
素敵な週末になりますように!
メルシーボークー!
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