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21g [好き放題の映画レビュー]

こんにちは! 腐りかけのりんごちゃんです!



またしても腰が悪化し、
今日は急遽鍼を打ってもらいに行ってきました。
鍼を打ってなんとか痛みは感じなくなりましたが、
全身バッキバキです。



月曜日は台風で仕事が休みになるだろうと、
勝手に決めつけたので、
この週末は映画を観まくろうと思っています(´∀`*)



とりあえず1作目は『21g』です。



2003年のアメリカ映画です。
この映画は、心臓移植手術を巡って、
それまで何の関わりもなかった3人の男女の運命が交錯する、
そんな物語となっています。



余命一ヶ月のところを、心臓移植手術で生き延びたポール
夫と娘をひき逃げ事故で失ったクリスティーナ
自分の不注意から3人もの人を轢き殺してしまったジャック
この3人が物語の中心となっています。


クリスティーナの家族をジャックが奪ってしまい、
結果的にポールが心臓移植により命を与えられる、
というわけです。


ポールを演じるのがショーン・ペン
クリスティーナを演じるのがナオミ・ワッツ
ジャックを演じているのがベニチオ・デル・トロです。


ポールの妻役で、
シャルロット・ゲンズブールも出ています。
演技力のある役者さんが多く出演しているので、
とても見応えのある映画となっています。



ただ、この映画、
時系列にエピソードが並べられていないため、
最初は非常に混乱します。


始まってから20分ほどして、
思い切って横で観ていた相方に言ってみたんです。


「ねえ・・・・
ショーン・ペンが3人くらいいるように思うんだけど、
 気のせいかなあ・・・・・・・」


数秒間返事がなかったので、
集中して観ているのに邪魔するなと言いたいのかなと思っていたら、


「・・・・やっぱり・・・・・・?
 俺だけかなあって思ってたんだ・・・・・・・」


エピソードの時系列をバラバラに並べているので、
物語の結末に相当するシーンが、
結構最初の方に提示されるんです。
ずっと観ていけば、どうつながるかは分かるし、
「こういうことだったのか!」と、
謎がすべて解けるカタルシスも得られるのですが、
ショーン・ペンが一人三役を演じていると勘違いしたままだと、
まったく違う物語として解釈してしまうので、
注意が必要です。



タイトルにある"21g"というのは、
生きているときと死んだときとの人間の体重の差
なんだそうです。
1900年代初頭にアメリカの医師が行った実験で、
このような結果が得られたそうなんですが、
科学的な信憑性は低いようです。


私は最初、
人間の心臓の重さのことなのかなと思っていたのですが、
心臓は300gあるそうです。
もっと重いんですね。



映画の内容に話を戻しますが、
この映画は、人間の魂の所在について、
問題提起をしていたように思います。


臓器移植手術には、反対意見も根強くあると思います。
他人の臓器をもらって生き延びることの是非、
神から与えられた臓器を他人に与えることの是非、
さらには、
脳死を人の死として認めるべきか否か、
という議論も続いています。


ポールは、自分に心臓をくれたドナーの妻・クリスティーナを知り、
彼女を愛するようになります。
なぜポールがクリスティーナを
愛するようになるのか、

理由はあまり明確には語られておらず、
まるで心臓を移植したことで、
クリスティーナの夫の魂も移植されたような、
そんな印象すら受けます。


せっかく臓器移植でポールは元気になったのに、
看病をしていた妻を捨てて
クリスティーナの方に行ってしまうんだから、
妻としてはたまったもんではありません。



じゃあ、
この映画は臓器移植に反対の立場を取っているのかというと、
決してそういうわけではなく、
映画の中では人工授精によって妊娠を試みる女性
も登場します。


神の意志を超越した生命の医学的操作、という点では、
臓器移植も人工授精も共通する要素を持っています。
「命を生み出す」という点においては同じではないか、
そう私たちに問題を提示しているように思います。
問題を提示してはいるけれど、
結論を強制してはいません。
あくまでも中立な立場をとっているのです。



重いテーマの映画でしたが、
色々と考えさせられました。
特に、夫と娘を失ったナオミ・ワッツの演技が真に迫っていて、
自分が同じ立場に置かれたらと、
考えずにはいられませんでした。



では、この辺で失礼致します。
また近いうちに〜!
メルシーボークー!



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